shishouの独り呟き

アラフィフ、独身、派遣社員。薄給なのに趣味は金のかかるものばかり。そんな女の日常です。

山名屋浦里の世界再び ~笑福亭鶴瓶落語会~

今日は雨に加えて、物凄い風。
しかも肌寒い。
本来なら家で過ごしたい所ですが、落語を観に行く事になっているので、渋々外出。
3連休最終日とあって、金沢駅はかなり混雑してました。駐車場も長い行列でしたし。本当は途中で車を止めてJRで行く予定をしてたのですが、荒れた天気だったので、車で行ったんですよね。

さて、落語。
実は落語を生で聴くのは初めて。
なので、とても楽しみにしてました。
しかも鶴瓶さんですし、面白くない訳がない。
席にあった落語会の案内書きには、何と勘九郎さんからのメッセージが。これだけでテンション上がりました。
更に「山名屋浦里」を落語でやってくれると言うではありませんか。嬉しい~。

感想は…落語も良かったですが、その前のトークが爆笑の連続。久々に笑いまくりました。
鶴瓶さんって本当に面白すぎる。
常にどんな事にも興味があって、人の事が大好きで、気遣いも出来る、素晴らしい人だなぁって。

トークと落語の合間には、「山名屋浦里」の記者会見の様子や、歌舞伎座出演の方たちに一席披露した様子などをスクリーンを通して観ることが出来ました。これはラッキー♪まさかこんな所で勘九郎さん七之助さんにお目にかかれるとは。ますます嬉しくテンション上がりました。

この一席披露の時の、出演者の方々の真剣な表情に、皆さん爆笑。確かに誰一人笑うことなく、真面目に聞いておりました。勘九郎さんなんか怖いくらい真剣で。でも勘九郎さん曰く、この一席のお陰で出演者たちの演技のアイディアが幅広くなったようですよ。こう言う裏話的なの、好きです。ちょっと得した気分。
あと、七之助さんは、自らの襲名公演があるとしたら、是非「山名屋浦里」を演じたいと鶴瓶さんに仰ったそうです。もしそうだったら観たいし、楽しみです。また美しい花魁浦里を観たいなぁ。

「山名屋浦里」の落語は、途中ちょっと眠くなったりしたけど(汗)、所々歌舞伎の場面が思い浮かんで、鶴瓶さんが巧みに演じ分けていました。
ただ、浦里がお国訛りで語る所がサラッと終わってちょっとガッカリ。あそこ、歌舞伎では結構見所だったのに。

あっという間の2時間半でした。
とにかく面白くて、心置きなく笑えたので良かったです。元気貰えました。
帰りに金沢駅にあるチョコレートショップでチョコを買って、ご機嫌で帰ってきました。

3連休、終わっちゃった。
でも、楽しい休日を過ごせました。
さすがに体の疲れも取れたし。
今週は何とか頑張れる…かな??

相田みつをさんの詩ではないけど、幸せはいつも自分の心が決める、つまり幸せに感じるか感じないかは自分次第なんですよね。これを支えに、あと鶴瓶さんの笑顔を思い出して頑張ろう☺